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こどもが熱を出した時のホームケアについて

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2020.04.01
豆知識
こどもが熱を出した時のホームケアについて

こどもが熱を出した時、家庭できちんと看病することによってほとんどは自然と治癒します。まず、こどもが発熱した際にご家庭で出来るケアのポイントについてお伝えいたします。

1.発熱のメカニズム

熱は体内で起こる免疫反応の一部で体に侵入した細菌やウィルスと戦うための防御反応です。免疫反応は長い歴史の中で沢山のウィルスや細菌に立ち向かえるよう人体が適応したという証でもあり、非常に高度な防御装置ともいえます。そのため、免疫反応を弱めるため熱を下げてはいけないという意見も一部ありますが、明確な医学的証拠は正直まだありません。熱が出ていると辛いため一時的に下げることによって楽になる方法もあるということも理解した上で、こどもが風邪をひいている間も出来る限り気持ちよく過ごせるように環境を整えることを第一に考えましょう。

2.家庭でできる熱への対処法

2-1.こどもの状態を確認する

まず、こどもが熱を出した時に以下2点を把握しておきましょう。


・意識ははっきりしているか

・顔色が悪くないか


仮に苦しそうであるが、意識ははっきりしている、周囲に興味を示しており痙攣もなく顔色も良いという状態であれば、しばらくこどもをゆっくり休ませて発熱による苦痛を和らげるケアをしてあげましょう。

しかし、下記症状が見られる場合はすぐに医療機関を受診して下さい。


・痙攣している

・顔色が悪く、唇の色も青い

・呼びかけに対しての反応が悪い

2-2.熱を出した時の服装

熱が上がっているときは手足は冷たくなっており、震えが出るので身体を温めて下さい。逆に熱が上がりきると手足が暖かくなるのでその際は熱がこもらないように薄着にしましょう。冬の場合は、薄着にした上で暖房をつけるなど衣類以外で周囲の環境を調整します。何℃が適温かは子供の体調によって異なりますが、目安としては、新生児が快適な室温は夏は26〜28度、冬は20〜22度と言われています。肌着1枚とタオルによるおくるみを使用して新生児のベッドに寝かせてあげましょう。

また発熱しているこどもが入院すると、病院では体の一部を冷やすこともあります。自宅では、赤ちゃんの身体の面積に考慮して冷やしてあげないと寒さによって身体の震えを誘発してしまう恐れがあるので注意が必要です。家庭内では、冷やすことに重きをおかず、気持ちよく過ごせるように心がけましょう。

2-3.水分の摂取について

普段どおり飲んでいるものを飲ませても問題はありません。熱を出してるからといって、経口補水液を無理やり飲ませる必要はありません。嘔吐や下痢がひどく、脱水症状が続く場合は選択肢の一つとして検討する必要がありますが、消化器の異常が無ければ普段どおりで構いません。特別なことは考えず、普段できることをおこないましょう。

3.入浴時の注意点

熱はあるけれどもいつもどおり元気な場合はシャワーなどで軽く流してあげましょう。熱を出しているという理由でお風呂に長期間入らないと汚れが付着して、肌荒れを起こすきっかけになってしまいます。かといってこどもが高熱で辛そうなときは、無理にお風呂に入らせると体力が消耗するきっかけになるため止めましょう。その場合は、体を拭いてあげて不快感や汗を取ってあげましょう。

4.解熱剤の正しい使用方法

こどもが発熱したときは一般的に解熱薬を処方されることが多く、それにはアセトアミノフェンと呼ばれるこどもが使用するにあたって安全な成分が含まれています。解熱剤は治療薬ではなく一時的な痛み止めのような薬のため、熱が下がると抑制されていた食欲が出ます。その際にしっかり食事や水分摂取をおこない免疫力を付ける必要があります。

解熱剤を使うタイミングは下記タイミングでおこないましょう。


・熱が38.5℃以上でこどもが辛そうな状態

・熱が38.5℃以上で食欲がない状態

・一度目の使用から6時間以上が経っている状況

5.解熱剤を使用する時の注意点

こどもに解熱剤を投与する際は、市販薬などで購入した大人用の解熱剤を飲ませてはいけません。前述でもお伝えしたように、小児用の解熱剤はアセトアミノフェンという成分で構成されている薬剤に限られています。大人用の解熱剤は他の成分が含まれているため、こどもに使用するリスクは極めて高いです。しっかりこどもには子ども用の薬を飲ませるようにしましょう。

6.こどもの発熱は家庭での処置でほとんど治療が可能

高熱を出した際、自然経過で良くなる種類の発熱であれば、親御さんの自宅でのケアで十分対処できるという意見の医師もいます。これは医療施設に頼らず、自身でこどもをケアしたと実感してもらう事も大切だという考えからきています。

毎回発熱するごとに病院に行ってしまっては、医療への依存度を高めてしまい、自宅で看護できるものも医療的な介入あっての完治だと思ってしまう恐れがあるためです。

こどもの自然治癒力を信用しながら自宅でのケアをおこないましょう。


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